和楽器教室(楽器紹介)

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更新日 2014-06-10 | 作成日 2007-11-30

楽器紹介 ~箏〈お琴〉・三味線・尺八~

和楽器の紹介

日本の伝統楽器である箏〈お琴〉・三味線・尺八を紹介します。


尺八 -Shakuhachi-

尺八.JPG しゃくはち一、尺八の歴史・楽器の素材
尺八は、何千年ものむかし、中央アジアで作られた竹やアシの縦笛が始まりと言われています。
この笛が、改良されながらインド・中国と渡り、奈良時代、今から約1300年前に中国音楽の楽器として、日本に伝来し雅楽に用いられました。さらに、少しずつ改良され現在の尺八になりました。材質は、竹(真竹(マダケ))で、根が出ているところから上、数十センチを使います。 名前の由来は、長さから来ています。その長さが、唐の時代の単位で一尺八寸(約43.7cm)あるということで「尺八(しゃくはち)」と呼ぶようになりました。(他説あり)現在の尺八の長さは、日本の尺貫法の単位で一尺八寸(約54cm)です。さらに、名前は、尺八のままですが、一尺一寸から一寸刻みで二尺四寸位までが一般に使われています。リコーダーにアルトリコーダーやソプラノリコーダーがあるのと同じように、長さによって音の高さが変わり長いほど低い音が出ます。リコーダーと違うのは、吹き口のかたちと穴の数(一般の尺八は表に4つ,裏に1つの5孔)です。

二、流派
尺八には2大流派の琴古流と都山流があります。それぞれに歴史があるのでどちらが良いと言うことは有りません。 一言で表せば。琴古流は江戸中期に黒澤琴古(くろさわきんこ)が興し、都山流は明治時代に中尾都山(なかおとざん)という人が始めたので、琴古流は都山流よりも歴史が古いといえます。二つの流派の相違点として、楽譜・歌口の形状などがあげられます。

三、尺八今昔
昔、尺八は音楽と言うよりも精神世界を表現する、法器として使用されておりましたが、今では、楽器としてホールなどで演奏されるようになりました。和楽器の中でも一音一音にとても精神混入しやすい楽器で、とても親しみが持てる楽器と言えるでしょう。


尺八講師プロフィール


箏〈お琴〉 -Koto-

箏.JPG こと一、箏〈お琴〉(こと)の歴史・楽器の素材
元来、箏〈お琴〉(こと)は中国から伝わったとされている。
現在は、雅楽用の楽筝(がくそう)、室町末期成立の筑紫流筝曲に、もちいる筑紫筝(つくしごと)、八橋検校以降の近世筝曲に、もちいる俗筝(ぞくそう)がある。
いずれも、一木をえぐった甲羅状の表板に裏板をはる槽造りの製法による
が、奈良時代には複数の部材をくみたてた箱造りの箏〈お琴〉もあった。



二、流派
「生田流」と「山田流」の二大流派があり、以下のような違いがある。
・龍尾の糸の掛かり方に違いがある。
・爪は形状は時代的変遷があり、生田流が角爪、山田流は丸爪である。
・その他、流派だけでなく、系統によって楽譜や奏法等様々な点で違いがある。

三、箏〈お琴〉の特徴
東アジアで発達した長胴チター属を代表する絃楽器。
楽器本体の胴の部分は桐材を、絃は絹糸または合成繊維(テトロン)を使用する。
絃をのせる柱(じ)の位置によって音程を調節する楽器である。
絃の数は13本が標準とされ、現代では17本、20本、25本、30本と様々な箏〈お琴〉がある。
絃は低い音の方を「一」から順に数え、11本目を「斗(と)」、12本目を「為(い)」、13本目を「巾(きん)」といい、箏〈お琴〉の音階は、これら13本ある絃の調整で構成される。
右手の親指、人差し指、中指に「爪」と呼ばれる象牙製のものをはめて演奏する。
楽器各部を龍にみたてた名称が付けられており、胴の上面を龍甲、下面(裏面)を龍背・龍腹、本体の両端を龍頭、龍尾などという。

箏・三味線講師プロフィール


三味線 -Shamisen-

三味線.jpg しゃみせん一、三味線の歴史
三味線の起源は、中国の小型の楽器「三絃 」(さんしぇん)と言われています。それが、14世紀末期に琉球に伝来し、1562年に琉球の三線(さんしん)が堺商人によって本土に入ったのが最初とされています。その後、三線は琵琶法師と呼ばれる盲人音楽家によって使われ始めますが、さまざまの事情から法師の手によって改良を加えられることにもなります。その結果、三線と三味線ではいくつかの相違点がみられます。例えば、三線の皮はニシキヘビを使っていますが、本土では大きな蛇が生息していなかったため、三味線には猫や犬の皮を使用しています。また、三線は義爪(ぎそう)を使って演奏しますが、三味線は撥(ばち)を使います。さらに、三味線には三線にはない「サワリ」という仕掛けがあります。絃がサワリに触れて「ビーン」という響きがでるのですが、これは琵琶の奏法から独特の音を求めたものと見られます。つまり、三味線という楽器は、日本の風土と日本人の感性に合わせ、創意工夫されて生まれた楽器であると言えるでしょう。

二、三味線の種類
太棹・・・義太夫三味線などに用いられ、音程が低く、よく響く。
中棹・・・太棹と細竿の中間の大きさで、地歌、小唄、常盤津、清元、新内などに用いられる。
細棹・・・三つのなかで一番細く小さいサイズ。長唄などに用いられる。

三、楽器材料
棹・・・紅木(こうき)、サテン、紫檀、花梨など
胴・・・花林、鉄刀木(たがやさん)、花梨など
皮・・・猫皮(よつ)、犬皮(けんぴ)がある。犬皮の方が丈夫。
糸・・・基本は絹だが、丈夫なためナイロン製のも用いられる。
駒・・・象牙、紅木、竹、黄楊、桑、骨など、同じ材料でも用途によって作り方が違う。
撥・・・象牙、水牛、亀甲、樫、黄楊、柊など
象牙が最上だが流派によって水牛、亀甲などが用いられる。大きさも流派によって異なり、演奏者の好みによるところもある。

教室概要

〇教室所在
 〒104-0054
東京都中央区勝どき6丁目3番2
 TEL03-6794-0201
 e-mail:seizan@aioi-orchestra.com

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